2020-08

コラム

(21)2019年度の証券会社のIPO社数(引受社数)はどうだったか?

証券会社のIPO幹事引受社数(主幹事数とサブ幹事数)は、(株)SBI証券が第1位で82社(幹事社数カバー率95.3%)。IPOは主幹事証券の引受株式数シェアが高く、サブ幹事証券のシェアは低い。そのため主幹事証券会社の引受社数が証券会社の収益上は重要となる。
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⑳有価証券届出書や目論見書に記載されている「単元株」とは何?

株式の売買単位を「単元」と呼び、東証はその株式数を100株とする。( 単元株式数)会社法第188条:株式会社は、その発行する株式について、一定の数の株式をもって株主が株主総会又は種類株主総会において一個の議決権を行使することができる一単元の株式とする旨を定款で定めることができる。
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⑲IPO時に会社が作成、交付する「目論見書」とは何?

「株式の募集、売出し」に際し投資者に直接交付する開示文書。(定義)金商法2条10項:「目論見書」とは、有価証券の募集若しくは売出し等のために当該有価証券の発行者の事業その他の事項に関する説明を記載する文書であって、相手方に交付し、又は相手方からの交付の請求があった場合に交付するものをいう。
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⑱IPO時に会社が作成、提出する「有価証券届出書」とは何?

会社は所轄の財務局長に「有価証券届出書」を届出ないと「株式の募集、売出し」ができない。金融商品取引法(募集又は売出しの届出)第4条:有価証券の募集又は有価証券の売出しは、発行者が当該有価証券の募集又は売出に関し内閣総理大臣に届出をしているものでなければ、することができない。
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⑰【コーヒー・ブレイク】 IPOを目指す会社にとって重要な関係先はどこ?

IPOを目指す会社にとって重要な関係先はどこか?。IPOを目指す会社にとって重要な関係先は、主幹事証券会社と監査法人。「上場なんて簡単ですよ。主幹事証券会社の言うことを聞いて実行すれば良いのです。」と、新規上場を果たした会社の経営者が発言していた記事を筆者は読んだことがある。